POP(ポップ)をデザインする時に吹き出しを有効活用していますか?
よく漫画などで見かけるセリフを入れるやつですね。
この吹き出しをPOPデザインに有効活用することで一気に見やすく、強調したいワードを目立たせることが出来ます。
吹き出しを使ってPOPを見やすくする
まず、吹き出しをオススメしたい理由の一つがPOPが一気に見やすくなるということです。
実例を挙げてみていきましょう。
例)期間限定(8月31日まで)50%OFFのPOPを作りたい
これを吹き出しなしで普通に作った場合と、期間限定の部分を吹き出しを使って表現したものを比べてみましょう。

どうでしょうか?期間限定の部分が見やすくなり、目に入りやすくなりました。
POP自体もスッキリしましたね。
情報を羅列するとどうしても見にくくなって煩雑な印象が出てしまいます。
吹き出しを使って見やすく整理してあげることで格段にPOPのクオリティがアップします。
これはフレームを使うことでも同じような効果が得られますが、フレームと吹き出しでは微妙に違うところがあります。

フレームは正方形や長方形の形状で使用することが多いので、補足説明など、短いキーワードよりも長い文章を読みやすくするために使用する方が向いている。
一方、吹き出しはその形状から長い文には向かず、短いフレーズやキーワードをピンポイントで入れたほうがいいです。

吹き出しは思い切って大きくしよう
吹き出しは見切れることを恐れてこじんまり使うより、見切れていいので思い切って大きく使いましょう。
POPにメリハリが出ておススメです。
文字の配置に困った時も吹き出しは使える
例えば全品50%OFFというPOPを作りたい時に「全品」の部分をどうするか。
文章の順番通りにデザインするならば全品→50%OFFの順番でなくてはなりません。
50%OFF全品、50%全品OFF、どちらも違和感があります。

POPのサイズには収まりましたが…うーん…右上少し気になるし、ちょっと見にくい。

どうでしょうか?
テキストに置き換えると50%OFF全品ですがPOPで見ると違和感ありません。
しかも吹き出しの部分にメリハリが出来て見やすくもあります。
このように順番通りにテキストを入れなくても吹き出しを使えば倒置も違和感なく行え、さらにメリハリもつくのでオススメです。
吹き出しの使いやすさを感じていただいたでしょうか?
POPをデザインする時にぜひ吹き出しを有効活用してより良いPOPデザインを行って下さい。