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【POP制作で一番大事なこと】POP(ポップ)制作で一番大事なのはデザインではなくテーマ

POP(ポップ)制作で一番大事なのはデザインではなくテーマ
この記事は約5分で読めます。

店舗でPOP(ポップ)を制作するときにまずどんなデザインにしようか?どうやってわかりやすくPOP(ポップ)をまとめようか?

という部分に気持ちがいきがちですが、それよりもPOP(ポップ)の構成やデザインを考える前に一番大事なことがあります。

  • ユーザーの属性を意識する
  • ユーザーの属性に合わせたPOP(ポップ)のテーマを決める
  • 迷った時はユーザーの悩みや欲求に訴えかける

この「テーマ」を考える際に重要なのは商品の購買に結びつけるためには何をどう伝えれば効果的なのかということです。

ベストではなくベターです。

このベターの積み重ねで購買数を上げていく事が重要でPOP(ポップ)はそのためのツールになります。 

構成やデザイン・ライティングはどうでもよく、手抜きでもいいという訳ではなく、あくまで優先順位の問題です。

どれだけデザインやライティングにこだわって見栄えのいいPOP(ポップ)を作ったとしても「テーマ」をしっかり考えていないとユーザーにはまったく響かず制作時間が無駄になってしまいます。

 ちなみに個人的な見解ですが優先順位としてはテーマ>構成・デザイン>ライティングです。

ブログやECサイトでの訴求や販売となるとライティングはもっと重要になりますが、POP(ポップ)に関して言えばライティングを活かせるような情報量は載せられないのと、売り場で読み物のような文章をじっくり読む人はなかなかいません。 

「テーマ」については様々な切り口があり、ユーザーの属性によって効果的なPOPも変わってきます。属性を簡単に3つに分け、それぞれ効果的なPOP(ポップ)の「テーマ」を紹介します。

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主なユーザー属性

  1. 特に買うものが決まっていなく売り場を歩いている
  2. ある程度欲しいものが決まっていてその中でどれがいいか見に来ている
  3. 欲しい商品(メーカー)もほぼ決まっていて実物が見たかったり最終確認のつもりで見に来ている

ちなみに数の多さでいうと1>2>3の順番で多く、購入率の高さは逆に3>2>1の順で高くなります。
まぁ、これに関しては当然ですよね。

マーケティング理論で有名な購買モデルAIDMAから見てもそれに準じたものになってます。

ユーザー属性に対して効果的なPOP(ポップ)テーマ

大事なのはターゲットを決めてそのターゲットに訴えかけるPOP(ポップ)の制作を心がける事です。

万人に受けるものなんて存在しません。

なので必ず上で書いたユーザー属性のように店舗や商品にあったターゲットを設定してからPOP(ポップ)制作を行ってください。

ユーザーの悩みや欲求に訴えかける

ターゲットとなるユーザー属性は「特に買うものが決まっていなく売り場を歩いている」ユーザーです。
特に目的もなく売り場にいるユーザーに商品のセールスポイントを語ったところで響きません。


響くとすればポップのセールスポイントを見たユーザーが自分の頭の中で商品を買ってそれを実際に使って満足している姿を想像出来た時、もしくは自分の今抱えている悩みが解決されそうだと直感的に感じ取った場合などではないでしょうか?


その悩みや欲求に訴えかける「テーマ」にすれば良い訳です。
ユーザーの頭の中で変換されるのを待つのではなくポップの力で直接訴えかけましょう。

類似商品の比較表など違いが明確にわかるもの

ターゲットとなるユーザー属性は「ある程度欲しいものが決まっていてその中でどれがいいか見に来ている」ユーザーです。


ある程度商品カテゴリーに興味のある人は類似商品の中で自分に一番合う商品を探しに来ているのでその差がはっきりわかるものがいいでしょう。


性能やサイズなどのスペック比較表やシチュエーション別でオススメ商品を提案してあげるのも良い導線になります。

例としては…

  • プリンタの展示商品の比較表(解像度・印刷コスト・印刷スピード・対応用紙サイズ・価格など)
  • 省スペースなら○○、スペースに余裕があって性能にこだわるなら△△

などです。

商品の明確なセールスポイント

ターゲットとなるユーザー属性は「欲しい商品(メーカー)もほぼ決まっていて実物が見たかったり最終確認のつもりで見に来ている」ユーザーです。


ほぼ購入を決めているユーザーに対してはダメ押しするようなPOP(ポップ)で一気に購入まで持っていきましょう。


要注意なのはセールスポイントはスペックや性能よりも具体的な事を書きましょう。

例としては…

最新のグラフィックボードを搭載したPCをアピールしたい場合、「最新グラフィックボード搭載!!」とするより「PCゲームが超快適!!」や「グラフィックデザインやイラスト制作などのクリエイティブに最適な1台!!」

などです。

主なユーザー属性

どの商品にどの属性のユーザーが来るのか。そんなこと狙ってできるの?
必ずそう思われると思います。結論から言うとそれは不可能です。
それが出来たら…といつも思います。

じゃあ結局どんなテーマでPOP(ポップ)作ればいいの?となりますがパターン1「ユーザーの悩みや欲求に訴えかける」を意識してください。ここすごく大事なので!!

先ほども書きましたがもう一度復習すると
「特に買うものが決まっていなく売り場を歩いている」ユーザーは全体数で見ても一番数が多く、その代わり一番購買からは遠いユーザー属性となります。

このユーザーを1人でも多くPOP(ポップ)を使って商品に興味を持たせることが出来るかで購買数が決定的に変わってきます。


興味を持つ人間の数を増やすことで相対的に購入数を増やしていければPOP(ポップ)としての役割を十分に発揮されたと言えるのではないでしょうか。


もちろん実際に興味を持った後のユーザー(上のパターン2・3)へのフォローも大事ですが、それはPOP(ポップ)の制作に慣れている人や制作環境が整っており、たくさんPOP(ポップ)を作れる方です。

そういう方は是非ともパターン2・3も意識したPOP(ポップ)制作でバンバン売り上げを上げていってください。

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