ショップ運営で一番よく使う販促POPのひとつが値札(プライスカード)ですよね。
と言うことで今回はプライスカードをデザインする時のポイントをまとめてみました。
今回解説したものは【無料素材】として最後にダウンロード可能です。
一度しっかり目を通した後は、実際に素材データを触りながらかっこいいプライスPOPを作ってください。
プライスカード デザインのコツ
背景はシンプルなものでOK
あくまで主役は価格なので背景はシンプルなものにしましょう。
そこまでこだわる必要はありません。シームレス背景などが楽でいいです。
背景の色を決めるときは先にプライス部分を何色にするか決めてからマッチする背景色に設定するといいでしょう。
例えばプライスを赤にしたいのであれば背景は黄色系とか。
数字にフチを設定するのであれば多少親和性の高い色でも大丈夫です。とは言うものの出来るだけ親和性の低い色を設定した方が良いでしょう。
奇抜なフォントは使わないようにする
パッと見て価格を認識できないと意味がないので奇抜なフォントを使わないように気をつけましょう。
欧文フォントはフリーでも面白いものがたくさんあるので、ついつい使いたくなる気持ちはわかりますがグッとこらえましょう。
よほどのこだわりがなければゴシック系フォントが見やすくていいと思います。
お店の雰囲気的に明朝系を使いたいのであれば、フチは相性が悪いので背景色と文字色の設定に気をつけましょう。
奇抜なフォントは危険 明朝系は気を付けて
要素は何を入れるべきか
実際にプライスカードにどんな内容を入れるのがいいでしょうか。
最低限必要な要素としては商品名と価格です。
ここからはプライスカードのサイズなどによって変わってきますが、要素として挙げられるのはコメント・商品画像・税別価格となるでしょうか。
商品コメント
コメントありでテンプレ化してしまうと全ての商品にコメントが必要となり、商品数が多い店舗では大量に作らないといけないので現実的ではありません。
コメントあり/なしでテンプレを分けるのもいいですがそれもすごく面倒です。
個人的にはコメント表記なしで統一して、コメントが必要な商材は別途コメントカードを用意した方が効率的かつ、売り場の中でも目立って効果的だと思います。
商品画像
プライスカードのレイアウト
価格と商品名のサイズ
まず一番重要なのは価格です。
フォントサイズは一番大きくしましょう。
商品名は読める程度で大丈夫です。
テンプレ化する場合は商品名の中でもある程度長いものを基準に作ります。
短い商品名を基準にすれば長いときに入りきらず、その逆もまた然り。
価格と商品名の位置関係
入れる要素によって変わってきますが、基本的には商品名を上に、価格を下にもってきます。
低プライスを強調したいのであれば価格を上に、商品名を下にするのもパンチが効いてきます。
その他レイアウトパターン
要素が混在する場合のレイアウトパターンも少しご紹介します。
プライスカードは重要な販促POPのひとつです。
しっかり作り込んで少しでも店舗販促に役立てましょう。
大量に販促POPを作った時はカットや加工を少しでも楽にしたいところです。
効率的なデータ制作と加工も忘れずに行いましょう。
プライスカード無料素材
今回ご紹介したプライスカードの参考データです。
直接データに触れながらもう一度読み直していただければと思います。
今回は汎用的なものですが、次はショップ別などで実際に用途に合わせて実例を作りながらより細かなところを説明できたらいいなと考えています。
例えば飲食店用のプライスカードやコーヒー豆用の値札とか…
思いついたものを実際に作ってみます。